こんにちは、ひらやまです。
ついに今日プロ野球が開幕し、スワローズがベイスターズを9対2で下しました!
本日はその試合を振り返っていきたいと思います。
目次
- 試合寸評
- 今日のポイント【7回の攻防】
- 裏MVP!【激走&チーム打撃のバレンティン】
- さいごに
試合寸評
2017年シーズン開幕戦はヤクルトの先発は石川、DeNAの先発は石田と両左腕の投げ合いとなりました。
試合開始前から降り続く雨の中、両先発とも制球に苦しみます。
2回表DeNAは筒香選手が四球で出塁すると、前ヤクルト田中浩康選手が高めに浮いた変化球をとらえフェンス直撃の2塁打で1死1,3塁のチャンスを作るも、続く倉本選手が痛恨の遊併殺打で得点には至らず。
4回裏ヤクルトは1死1,2塁のチャンスを作ると、中村選手が遊撃手の頭を超えるヒットを放つ。二塁走者のバレンティンが判断よくスタートを切るとそのまま本塁へ。ヤクルトが先制します。続く西浦選手も同じような遊撃手の頭を超えるヒットで雄平選手が生還。2点を取ります。
ヤクルトが1点を追加し3対0で迎えた6回表石川投手がロペス選手にツーランHRを浴び3対2と1点差に迫られます。
7回裏ヤクルトは無死満塁のチャンスを作ると中村選手が初球をとらえセンターオーバーの2点タイムリー二塁打を放ち突き放します。その後も効果的に加点したスワローズが最終的に9点を奪い、終わってみれば9対2と大差で横浜を下しました。
ヤ◯石川ールーキー石山ー秋吉
De●石田ー須田ー進藤ー高崎
今日のポイント【7回の攻防】
今日の勝敗を分けたポイントは間違い無く7回の攻防でしょう。7回を詳しく振り返っていきます。
好リリーフ!流れ呼ぶルーキ投手の力投
7回表、石川投手が足を痛めたため緊急降板となりました。
1点差に迫られ、なお好投の石川投手がアクシデントで降板と流れがDeNAに行きかけます。
この重要な場面でスワローズのマウンドにはルーキ投手がのぼります!
OP戦終盤で失点をしており正直不安があったのですが、この場面を連続三振を含む3人斬りでしのぎます!
特に倉本選手を三振に取った直球は見事でした!
勝負を決める中村選手の二塁打!
対してDeNAは7回裏に石田投手に代えて須田投手を投入。
山田選手の二塁打、バレンティン選手の四球、雄平選手のヒットで無死満塁のチャンスを作るも畠山選手はファールフライに倒れてしまいます。
ここでDeNAは須田投手からルーキーの進藤投手にスイッチ。
その代わりばなの直球を中村選手が叩きタイムリー二塁打!
西浦選手もライトへの犠牲フライを放ち3点を取り勝負を決めました!
勝敗を分けた”リリーフ投手”
このイニングは両チームで対照的なものになりました。
先発が降りたイニングを完璧に抑えたヤクルトが流れをつかみ、逆に代わりばなをくじかれたDeNAはダメ押しの3点を失ってしまいました。
DeNAのリリーフ陣はパットン、三上、須田、田中、進藤、砂田、高崎、山崎の8選手が入っており、1点ビハインドの展開で須田投手の投入はうなずけます。しかし、1死満塁となったところでルーキーの進藤投手を投入した采配には疑問が残るといえるでしょう。結果論と言われるかもしれませんが、畠山選手を打ち取った須田投手を続投させるか、須田投手以上の実力のある三上選手などを投入するのがセオリーではなかったでしょうか?
この回に得点が入っていなければ試合はまだまだわからなかったということを考えると、7回の投手起用が勝敗を分けたと言っても過言ではないでしょう。
裏MVP【激走&チーム打撃のバレンティン】
今日のヒーローは石川投手と中村選手でしたが、今日の裏MVPはバレンティン選手でしょう!
4回裏の判断よく中村選手の打球で二塁からの激走で先制のホームを踏んだ好走塁はもちろん
打撃でも無理に引っ張ることなく右方向へ2安打!
そして何より7回裏に際どい変化球を見逃し四球を奪い、3得点の足がかりを作りました。
従来よく見られた振り回してホームランを狙う打撃ではなく、WBCでも見られた右方向へ打つ意識が四球を掴み取ったのではないでしょうか?バレンティン選手のチーム打撃がチームの勝利をアシストしました!
さいごに
