こんにちは、ひらやまです。
今日は久しぶりに映画のレビューを書いていきますね。

今日僕が紹介したいのは「The Edge of Seventeen」という映画です。(邦訳版タイトルは「スウィート17モンスター」←ちょっとダサいと思うのは僕だけでしょうか笑)
第74回ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされたというお墨付き作品です。
僕はたまたまNYへ行く飛行機の中で見たのですが、これが存外に面白かった。
反抗や黒歴史、友人との喧嘩、恋愛、など”思春期”のすべてを詰め込んだ、途中で見るのが痛々しくなって仕方ない、そんな映画です。
思春期を終えた大学生の中にはグッと響く方も多い、そんな作品だと感じました。
あらすじ
主人公は17歳の女子高生のネイディーン。彼女は冴えない女子高生。
彼女はうまく他人の輪の中に入れない。
人見知りで友達も親友の1人だけ。でも、それでいいと思っている。
学校でもうまくいかない。
先生に対して愚痴をぶちまけては「誰もわかってくれない」と嘆いて困らせる。
家では家族とギクシャク。
母親とは喧嘩ばかり、”パリピ”な兄とは気が合わない。
そして、もちろん恋愛もうまくいかない。笑
好きな男の子に直接話しかけることなんて当然出来ない。
Facebookの友達申請をするのが精一杯!
そんな彼女が様々なことを経験して、徐々に成長していく物語。
思春期ってなんだろう
正直、自分の思春期を見ているようでこの映画は見るのが辛かったです笑。
周りの人たちの輪、特に新しくコミュニティの中に入っていくことが出来ないところなんて、僕の昔の行動をもとに作ってるんじゃないかっていうくらいシンクロしてました笑。
どんなことにも自分に非があるとは認めずに周囲のせいにしてしまうところなんて思春期でしかないですし、Facebookで好きな相手に”イタい”メッセージを送っちゃうシーンは本当に目を覆いたくなりました笑。黒歴史が作られていくところを見るのはゾクゾクするものです。
この映画を見て1番感じたことは”思春期”って最高だな笑。ってことです。
なんに関しても自分の中でどんどん良いほうにも悪いほうにも想像してしまって感情を抑えられず周りに当り散らしたり、逆に1人でメソメソしたり、、、そんな思春期はなければよかった、と思うこともあるのですが、この映画の主人公が”思春期”を駆け抜ける姿を見ると、自分の思春期を思い出すと同時に、その経験が自分を作っているんだなと確認させられます。
いろんな人に迷惑をかけて、影響されて、少しづつだけど成長してこれたことがどれだけ尊いのか、ほんの少しだけわかりました。
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