こんにちは。平山です。
皆さんはめっちゃイライラして仕方ない時ってありませんか?
僕は正直、結構あります笑。PCがフリーズした時とか、コンビニのATMで1台しかないのに前の人が10分くらいずっと使っていたりするとイライラします笑。
どうにかこうにか、このイライラ癖とうまく付き合って行く方法はないかと探求していたところ、なかなか効果的な方法を見つけたので、その紹介をさせていただきたいと思います。
イライラに悩んでいる皆さん、ぜひ読んで言ってください。
目次
- 感情的な人間はサル・ゴリラレベル
- 感情的な人間はサル・ゴリラレベル
- サル・ゴリラ的な行動とは?
- 人間的な行動とは?
- イライラに対処するには
- 「動物的な行動」は悪か?
感情的な人間はサル・ゴリラレベル
感情的な人間はサル・ゴリラレベル
僕に素晴らしい示唆を提示してくれたのは以下の本です。
現在(2018/6/10日)、AmazonPrime会員であれば無料で読むことができるので、Prime会員の方はぜひ中身もチェックして見てください!
『「頭のゴミ」を捨てれば脳は一瞬で目覚める!』(苫米地英人 コグニティブリサーチラボ 株式会社)
この本を簡単に紹介すると、認知科学者である著者が、人が抱えがちなストレスや悩みをどのように対処すれば良いのかについて、様々な方法論を紹介するという内容になっています。
そして、この本の中に以下の衝撃的な一節があります。
”感情的な人の脳はサル・ゴリラレベル”
とてもラディカルないい口です。
前述の通り、僕自身割と感情的な部類なので、この一節を読んだときには正直

感情的な人の脳がどうしてサル・ゴリラレベルなのか。著者の説明によると、人間の脳には感情を司る部分(扁桃体)と論理を司る部分(前頭前野)があるそうで、前者の方が古い、人間がサルから進化する以前からあったもの。後者の方は、人間が進化をする過程で手に入れたものだそうです。
つまり、論理を司る前頭前野は人間の特徴であり、一方で感情を司る扁桃体はサル・ゴリラとも共通のものであると言えます。
感情的な人というのは、サル・ゴリラと共通する扁桃体が人間の特徴である前頭前野よりも優位であるので、進化の度合いでいうとサル・ゴリラに近い。つまり感情的な人の脳はサル・ゴリラレベルだと笑。
なかなかわかりやすいですよね。ここまでが本の内容です。
この”サル・ゴリラ”人間を読んで、僕が編み出したイライラ対処法を次節以降でまとめていきます。
サル・ゴリラ的な行動とは?
イライラへの対処法に行く前に、少し前節の内容を深掘りして見たいと思います。
感情的になりやすい人がサル・ゴリラレベルであるならば、感情的な行動はサル・ゴリラレベルの行動と言って良いでしょう。なので、感情に支配され、思うがままにする行動を「サル・ゴリラ的行動」とここで呼ぶことにします。
サル・ゴリラ的行動にはどのようなものがあるのか。
- お腹が空いたからなんでもたくさん食べて、
- イライラしたから怒鳴って、
- 眠くなったから寝る。
こう言った行動は特別な事情がない限り、間違いなくサル・ゴリラ的な行動でしょう。全くもって理性的ではありません。己の欲望に忠実に動いていると言えます。
他には、
- 不満を言い続けること。
これもサル・ゴリラ的だと思います。不満を言うと言う行動は、不愉快だと言う感情をコントロールできずに、感情に支配されている状況から生まれる行動でしょう。もちろん建設的な不満というものも世の中にはありますから、それはまた違ってくるのかもしれませんが、SNSなんかで、ずーっと愚痴を言うなんて行動はサル・ゴリラ的な行動だと僕は思います。
人間的な行動とは?
逆に、理性に縛られて行動をしている時、その行動は極めて「人間的」であると言えるのではないでしょうか。
例えば、
- 本当はお酒が飲みたいけど我慢する。
- 本当はイライラしてるけど、周りに出さないように気をつける。
- 眠いけど、頑張って起きて仕事に行く。
全部人間的な行動でしょう。自分の欲望を抑えてその場に応じた行動を行う、非常に理性的な行動です。
イライラに対処するには?
さて、ではイライラに対処するにはどうしたらいいか。
それはイライラして何かしそうになった時に「あ、いま自分サル・ゴリラだ」と思うことです笑。
これは僕の体験談なのですが、自分が感情に支配されていると認識し、”サル・ゴリラ状態”だと感じることができると、びっくりするくらいイライラが収まります。
例えば、メチャクチャイライラして、思いっきり暴飲暴食をしてやろう!と決意しても、その瞬間に「あ。ここで食って飲んだらゴリラだな。。。。」って思うと、踏みとどまってしまうんですね。
いや、だって、自分がサル・ゴリラだとは認めたくないじゃないですか。そうすると一気に理性的に、人間的になれるのです。高ぶった感情が抑えられ、サル・ゴリラ的な振る舞いをしなくてすみます。同時にイライラも和らぎます。
自分が「サル・ゴリラではない」というプライドが自分を人間的な行動に導いてくれるんですね。
なので、この方法は自分のことをゴリラだと思っている人には効果がないと思われます。
動物的な行動は悪か?
ここまで見てくると読者の方は、動物的な行動は悪で、人間的な行動最高!みたいに平山は締めくくるのかな、と思われるかもしれませんが、ここでワンクッションおきましょう。
動物的な行動は悪なのでしょうか?
結論だけ言えば良いものではないと思います。
でも同時に、人間である限り逃れることはできないものだと思います。
感情だけで動くというのは危ういものです。他人に迷惑をかけることもあるでしょうし、時には自分に迷惑をかけます。理性に従って生きるということは、安全に、快適に暮らす上で重要なことです。
しかし一方で、人間は動物的な行動から逃れることはできません。
いくら寝ないぞと思っても寝てしまうことはあるし、感情に任せてひどい言葉を言ってしまったりもします。
それはもう仕方がないことです。人間も動物の一種ですから。だから理性だけで動こうなんて思ってもできません。
イライラすることは仕方ない。時には八つ当たりもするかもしれない。
それでも後から「あれはサル・ゴリラだった」って反省できれば、それはもう、イライラとうまく向き合えていると言うことだと言っていいと僕は思います。